電気通信設備のエンジニアとして、ドコモ無線基地局工事の施工管理や動作試験を担当しています。施工管理では主に点検作業を任せられ、年間に回る基地局は300～400件ほど。実際に作業をする協力業者さんを指揮するのが私の役目で、日程調整や事前の許可取りなどスムーズに業務ができるよう段取りをしています。的確な指示を出すために、協力業者さんがどの箇所でどんな作業をしているのかも把握するようにしています。もっと技術を磨いて、将来は基地局の建設工事を任せてもらえる現場監督になりたいです。

思い出深い仕事は、5G用基地局の工事で、初めて電波発射に立ち会った時です。スマートフォンの表記が4Gから5Ｇに変わった瞬間、現場にいた全員で喜び合いました。自分たちの工事で、電波が届いたと思うと達成感がありました。通信業界は技術が日々進化し、勉強が大変ですが、その分面白さも大きい。5G時代に突入して、製造現場はローカル5Gで自動化が進んでいますし、観光地など活性化に活用する地域もあります。DXやIot化が進む社会で、安定した通信環境を整える私たちの仕事はなくてはならないものです。

弊社を選んだ理由は雰囲気の明るさに惹かれたからです。企業説明会で先輩たちがイキイキとしているのを見て、「ここで働きたい」と思いました。入社3年目ですが、10年以上離れている先輩にも気兼ねなく意見が言え、楽しく仕事ができています。他部署の同期や後輩と休日に遊びに行くこともあり、プライベートを一緒に過ごす仲間もできました。資格支援も充実していて、取得のための研修に参加でき、費用も負担してもらえます。スキルアップを会社や周りの仲間が応援してくれるので、技術者として一緒に高め合っていけます。